新潟で「拉致問題啓発セミナー」が開催
2025年9月11日、新潟市民プラザにて「拉致問題啓発セミナー」が開催されます。このイベントは新潟県の主催のもと、学校法人佐藤学園ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校新潟学習センターが共催し、北朝鮮による拉致問題についての理解を深めることを目的としています。
セミナーの概要
本セミナーでは、曽我ひとみ氏が講演者として登壇します。曽我氏は、1978年に北朝鮮に拉致され、母と引き離される過酷な体験を持つ方であり、社会的にも大きな影響を与える存在です。彼女が直接語る「真実の声」と「心の叫び」は、どのように私たちに迫ってくるのでしょうか。
参加者は、新潟市民プラザに集まり、現地で講演を視聴することができますが、遠方の生徒や教員もテクノロジーを活用してリアルタイムで参加可能です。オンライン同時配信により、全国の以下の学習センターにいる生徒たちもこの重要なセミナーにアクセスできます。
日時と場所
- - 日時: 2025年9月11日(木)13:00~15:00
- - 場所: 新潟市民プラザ(新潟市中央区西堀通866 NEXT21 6階)
- - 講師: 曽我ひとみ氏
- - 主催: 新潟県
- - 共催: ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校新潟学習センター
なお、このセミナーは当校関係者のみが参加対象のイベントであり、一般参加は受け付けておりませんが、メディア関係者の取材は可能とされています。
重要性と期待
現代の高校生たちは、社会問題に対するリアルな体験に触れる機会が少なくなっています。拉致問題は教育カリキュラムに取り入れられることも多いですが、実際にその問題に直面した人の話を直接聞くことは希少です。このセミナーは、高校生たちに新しい視点を提供し、命や人権、平和について考えるきっかけを与える貴重な機会となるでしょう。
曽我ひとみ氏は、新潟県佐渡市出身で、1959年に生まれました。彼女はラチされた後、北朝鮮でチャールズ・ジェンキンス氏と結婚し、二人の娘を育てました。2002年に日本に帰国し、その後も拉致問題について積極的に発言し続けています。
ヒューマンキャンパスの掲載内容
ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校は、広域通信制高等学校として多様な学びを提供しています。高校科目だけでなく、eスポーツや声優、マンガ、ファッションなどの専門分野を学ぶことができます。また、大学進学を目指す「AI大学進学専攻」も設けられ、数多くの生徒が国公立大学や私立大学への合格を果たしています。
結論
この「拉致問題啓発セミナー」は、ただの教育イベントではありません。社会課題に触れ、理解を深めることで、未来を担う高校生たちがより良い社会を作るための第一歩となることでしょう。ぜひ、この機会を通じて多くの人々が新たな発見を得ることを期待しています。