新たな教育の連携が始まる
株式会社エーゼログループと学校法人国際総合学園 国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)は、2025年4月15日付けで教育連携協定を締結しました。両者の協力により、地域社会と自然環境の持続可能な発展を目指した人材育成が進められます。この協定は、協働での学びを通じて実践的な教育の実現を目指すものです。
協定の背景
近年、地域社会や環境が抱える問題は多様化し、解決策も複雑化しています。このような中で求められるのは、地域に根ざし、自然と共に生きる力を持った人材です。エーゼログループは自然資本、社会関係資本、経済資本を活用した事業に取り組んでおり、i-nacは新潟県妙高市で自然環境、登山、アウトドア、地域振興に特化した教育を行っています。
この協定の締結は、両者の強みを活かして、野遊びや自然環境保全、地域づくりに焦点を当てた実践的な教育が推進されることを目的としています。
過去の連携実績
協定の締結前に、i-nacからの学生2名を対象にしたインターンシップが実施されました。約14日間のプロジェクトでは、学生たちは西粟倉村の自然やエーゼログループの業務に触れ、地域資源を活かした体験を通じて地域づくりや事業の現実を学びました。この活動を経て、両者は「共に学び合う関係の実現」を実感し、協定締結への意欲が高まりました。
協定の詳細内容
協定には以下のような内容が含まれています:
- - インターンシップの受け入れと実施、振り返りの協働
- - 学生の探究学習のためのフィールドの提供
- - 学生の就職支援やキャリア形成の協働
- - 地域と自然の未来を切り拓くための連携活動
これにより、学生たちは自己の成長を促進し、地域社会や自然環境と向き合う機会を持てることを目指しています。
今後の展望
今後は、両者が協力して、学生一人ひとりが地域と自然に向き合いながら可能性を広げていく支援を行っていきます。実践的な現場体験を通じて、理論を学び、持続可能な未来を目指す専門家としての成長を促進します。
i-nacの概要
学校法人国際総合学園 国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)は、新潟県妙高の自然を舞台に、アウトドア分野での人材育成に注力しています。フィールド実習や体験型学習を通じて、学生たちは実践力や自然に対する理解を深めています。
公式サイト
未来への期待
i-nacの田辺慎一教務部長は、「教育を通じて未来を形作ることを目指します」と語り、自然と共に生きる力を持った人材が新たな未来を切り開いていくことへの期待感を示しています。自然の多様性を体験し、その重要性を理解することで、次世代のリーダーが育っていくことを心から楽しみにしています。