津南醸造が参加した「Tsunan Sustainable Study Tour」
新潟県津南町に位置する津南醸造株式会社が、2025年1月25日に行われた「Tsunan Sustainable Study Tour」に参加しました。このツアーはグローバルシェイパーズ横浜ハブが主催し、地域の持続可能な開発に関する学びの場として設計されました。
津南町の現状と未来を学ぶ
参加者は、津南町の文化センターの研修室に集まり、町の担当者から地域資源や産業上の課題、そして津南町が持つ可能性について説明を受けました。その後の質疑応答では、参加者による活発な議論が展開され、地域の魅力や新しい取り組みへの提案など、多岐にわたる意見が交わされました。
津南醸造の役割と酒造りの魅力
ツアーの中で津南醸造は、自社の酒蔵を参加者に開放しました。代表取締役の鈴木健吾氏自身が、魚沼産コシヒカリを使用した日本酒の生産の意義や課題、そして将来の展望について詳しく説明しました。また、参加者には津南醸造が生産する日本酒の試飲会も行われ、各銘柄の味わいや製品コンセプトへのフィードバックを受けることができました。
グローバルシェイパーズ横浜ハブとは
「Tsunan Sustainable Study Tour」を主催したグローバルシェイパーズ横浜ハブは、世界経済フォーラム(いわゆるダボス会議)により設立されたコミュニティです。多様な分野から集まった若手プロフェッショナルたちは、横浜を拠点に地域の未来を担うプロジェクトを進めています。 URL:
グローバルシェイパーズ横浜ハブ
自然と共生する酒造り
津南醸造は、地域の自然と調和を図った日本酒作りを行っています。津南町は豪雪地域としても知られ、標高2000mの山々から湧き出る天然水が仕込み水として利用されています。さらには、「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」などの地元産米が酒造りに使われており、持続可能な未来に向けた酒造りを推進しています。
新体制による革新
2023年から新しい体制を組織した津南醸造は、酒造りと科学の融合を目指す新たな価値創出に挑んでいます。これからの発展を見据えた津南醸造の取り組みは、地元のみならず海外市場への展開も視野に入れたものとなっています。
このような津南醸造の取り組みは、新潟県内外の方々に地域資源を理解し、共生の大切さを再認識してもらう貴重な機会となることでしょう。地域を代表する酒蔵として、津南醸造は今後も多様な挑戦を通じて、持続可能な未来を醸造していく姿勢を一層強化していく所存です。
詳しい情報は、公式サイトをご覧ください:
津南醸造