香川に新たな風を吹き込む!手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店オープン
讃岐うどんの魅力が詰まった新しい店舗が7月2日、香川県高松市にオープンしました。「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」は、創業25周年を迎えたはなまるうどんの新たな挑戦として、讃岐うどんの伝統を未来へと受け継ぐ場として生まれ変わりました。
創業の地・香川との再接続
この新店舗の開店は、香川県内の5店舗を異なるコンセプトで刷新する「おいでまい!さぬきプロジェクト」の一環として行われています。「伝統を守り、革新を起こす」ことをテーマに、讃岐うどんの多様性を体感できる拠点を作るという意志が込められており、多肥店では特に「未来」をキーワードに、革新を体現しています。
伝統的な手打ちうどんを全メニューに
この新たな店舗の最大の特徴は、全国初となる職人による「手打ちうどん」が全メニューに導入されたことです。店内に設けられた麺打ち場では、資格を有した職人が厳選された小麦粉を使用し、丁寧に手打ちしたうどんをその場で提供します。この手法により、うどん本来の美味しさと食感を存分に楽しむことができます。
素材と味への徹底したこだわり
多肥店では、讃岐うどんの王道ともいえる「麺・だし・天ぷら」においても、こだわりを持って作られています。香川県産の小麦「さぬきの夢」を使用し、足踏みや熟成の工程を経て、もっちりとした食感を追求しました。また、だしには伊吹島産いりこや琴平産の薄口醤油を使い、厚みのある旨みを引き出す独自の味わいを実現。
天ぷらの人気ネタも各種用意されており、揚げたての風味を楽しめるのも大きな魅力です。
地域の食材を活かした限定メニュー
多肥店では、地元香川の名物を大胆にアレンジした3種の限定メニューも登場。中でも目を引くのは、香川名物「骨付鳥」をイメージした「骨付き鳥っぽい味のかしわ天うどん」。スパイシーな黒胡椒が効いたかしわ天と極上のうどんの組み合わせは、まさに新感覚の美味しさです。
さらに、香川県綾川町で栽培される「綾川そば」との合い盛りメニューや、銘菓「茶のしずく」を天ぷら仕立てにした創作料理も見逃せません。これらのメニューは、地域の特色を生かしつつ新たな美味しさを探求しています。
香川の文化と魅力を体験できる空間
店舗内装は、香川県産のヒノキを使用したモダンで心地よい空間。高松出身のアーティストによる大きな壁画も飾られ、来店するだけで香川を五感で体験できるよう工夫されています。また、訪れた人々には懐かしい風味を思い出させるオリジナルアイスキャンディーなども販売しており、地域の文化をさらに体感できる工夫がなされています。
全国展開も視野に
多肥店のオープンを記念して、期間限定で「骨付き鳥味かしわ天ざる」が全国のはなまるうどんで販売される予定です。これにより、香川の魅力を全国に伝える役割も果たし、新たな讃岐うどんのスタイルを確立していく所存です。
まとめ
伝統と革新が融合した「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」。香川の地で生まれ変わったこの新たなうどん店は、地域のお客様だけでなく、香川を訪れる人々にも新しい食文化を提供する場として期待されています。讃岐うどんの原点と未来を感じるこの店舗で、ぜひ新たなうどん体験をお楽しみください。