未来を支える技術、超低温ポータブルフリーザー(SC-UF25)
新潟県燕市に本社を置く株式会社ツインバードは、2026年11月中旬に、医薬・バイオ用途に特化した「超低温ポータブルフリーザー(SC-UF25)」を新発売します。このフリーザーは、-86℃の厳しい温度管理を実現し、細胞や検体の安全な保管・搬送を可能にします。
超低温フリーザーの背景と社会的使命
最近の再生医療や細胞治療、創薬研究の進展により、細胞や組織の保存における温度管理の重要性が高まっています。しかし、従来の運用ではドライアイスに依存しているケースが多く、安定した温度管理や運用負荷の増加、環境への影響といった課題が浮き彫りになっています。こうした社会的ニーズに応えるため、ツインバードは超低温環境を持続可能に提供するソリューションの開発に乗り出しました。
SC-UF25の特長
1. 専用のFPSC技術
本製品は、フリー・ピストン・スターリング・クーラー(FPSC)技術を駆使した冷凍機を搭載しています。この技術はヘリウムガスを冷媒とし、低振動で低消費電力を実現。エコロジーに優しい設計となっています。
2. 幅広い温度設定
設定温度は-86℃から-20℃までサポートしており、1℃単位で温度設定が可能です。これにより検体に合わせた最適な保存環境の提供が実現します。
3. コンパクトなデザイン
容積は25Lとコンパクトで、AC100Vに対応しているため、限られたスペースの医療施設においても配置が容易です。約25kgと軽量なため、施設内での移動もスムーズです。
4. 精密加工による高品質
SC-UF25は、燕三条地域に培われた精密加工技術に基づき製造されており、製品内部の隙間はわずか0.01mm。高い品質で冷却能力を持続します。
5. 日本製の安心サポート
国内での設計から製造、そして保守サービスまで、一貫した品質管理が行われており、医療・研究機関での長期運用が支えられています。
世界最大級の医療機器展示会に参加
ツインバードは2026年11月16日から19日、ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の医療機器展示会「MEDICA 2026」に出展します。当社ブースでSC-UF25の新たな可能性を披露し、国際的な市場に向けた展開を目指します。
まとめ
ツインバードの「超低温ポータブルフリーザー(SC-UF25)」は、医療やバイオ分野における持続可能なコールドチェーンの実現に寄与する新たな選択肢です。これからも進化し続ける技術に期待が高まります。