新潟発！マッチボックスが労働者保護に向けた新システムを発表

株式会社Matchbox Technologies（以下、マッチボックス）は、厚生労働省が公表した「スポットワークに関するリーフレット」に基づき、労働者保護の観点から新たな取り組みを実施したことを発表しました。特に、柔軟な働き方を可能にするクラウド型システム「matchbox」を提供し続けながら、今回のリーフレットに対応すべく専門家とともに第三者視点からサービス運営状況の確認を行い、適切な運営を実現するための仕組みを導入しました。

スポットワークとは何か？

スポットワークは、短期間や数時間単位での労働を可能にする働き方で、企業や自治体が独自のプラットフォームを構築しやすくしています。このプラットフォームは、労働者や事業者の両方にとって柔軟で、公平性のある働き方を支えるものです。マッチボックスは、特にスポットワーカーの保護と法令遵守を重視し、事業主と労働者のニーズを満たすためのシステムを開発してきました。

厚生労働省の留意事項に対応

2023年7月4日に公表された厚生労働省のリーフレットでは、スポットワークにおける労働契約の成立時期や休業手当の適正支給が重要なポイントとして挙げられました。この規定を受けて、マッチボックスはこれまで以上に公正なサービスを提供するための制度や機能の導入を進めていきます。

具体的には、事業主が採用を決定した時点で自動的に労働契約が成立する仕組みや、事業主の都合での採用取消に際し、労働基準法に基づく休業手当を自動で計算・支給する仕組みを導入しました。これにより、労働者が不当な扱いを受けることなく、安全に働ける環境が整うことを目指しています。

今後の取り組み

マッチボックスは、労働者保護の基本方針を変えることなく、今後も様々な機能を追加していく予定です。具体的には、解約権留保付労働契約を締結できる機能や、休業手当の支給額を事業主が選択できる機能の導入を目指しています。また、採用取消の際には、その理由を明確に示す仕組みも整える考えです。

これにより、ユーザー同士がぜひとも理解し合い、安心して働ける環境が醸成されるでしょう。

マッチボックスの特徴

マッチボックスでは、労働者と事業主の双方が信頼関係を構築することを重視しています。特に、アルムナイ（退職者）や登録制アルバイトなど、様々な雇用形態の人材を企業の独自のプールに登録することで、採用にかかる時間やコストを大幅に削減することが可能です。これは、企業側にとっても大きなメリットとなるでしょう。