新潟の発酵文化を世界に発信する『HAKKO EXPO&MARKET in LA 2026』

2026年2月、アメリカ・ロサンゼルスにて、発酵文化をテーマにした『HAKKO EXPO&MARKET in LA 2026』が開催されます。このイベントは、有限会社寿々瀧（SUZU GROUP）主催のもと、雪国新潟の発酵文化や食の知恵を国際的に発信することを目的とした大規模なプロジェクトです。

イベントの概要

『HAKKO EXPO&MARKET』は、2026年2月21日から23日までの三日間にわたり、ロサンゼルスの日米文化会館（JACCC）で行われます。雪国・新潟の知恵が、食と文化が交わるこの3日間は、料理や体験を通じて来場者と共有されます。

イベント初日の盛り上がり

初日にはファーマーズマーケットが開催され、味噌やお弁当、発酵食品を中心とした出店が並ぶほか、試飲コーナーも設置されます。地元のアーティストによる作品展示も行い、地域の魅力を紹介します。また、地下レストランではプレミアムディナーが進行中で、著名な発酵文化の専門家リッチ・シー氏との特別コラボメニューが楽しめます。

地域の魅力を映し出す展示

ギャラリーでは、長岡の伝統的な半纏や手ぬぐい、ラーメン関連のアパレル、そしてアートブックに至るまで多彩な展示が行われ、栃尾ワインの試飲も同時に行われます。これにより、訪れる人々に新潟の豊富な食文化を体感してもらいます。

発酵の未来を考える

このイベントでは、発酵というテーマを通じて新たな未来の創造に挑戦します。食文化の背景に根差した発酵の重要性を、地域の声と共に発信することが目指されており、各国の参加者が意見を交わす場ともなっています。最終日にはプロフェッショナル向けに麹ワークショップを予定し、実践的な学びの場が提供される予定です。

SUZU GROUPのビジョン

主催するSUZU GROUPは、新潟県長岡市で創業37年を迎えた地域のデザイン会社です。食を通じたまちづくりを掲げ、地元の文化を世界に届けるべく活動しています。HAKKO EXPOはその一環として、日本の地方に根付く発酵文化を新たなスタンダードカルチャーとして広めるための重要なステップとなるでしょう。

国際的な意義

近年、発酵文化への関心は世界中で高まっています。特に、健康やサステナビリティといった観点が重視される中、地域企業の発信が期待されています。日本のローカルな発酵文化を国境を越えて伝えることは、地域の価値を再認識し новымの風を取り入れる素晴らしい機会です。

2027年へ向けた展望

このプロジェクトは単なる一時的なイベントでは終わりません。新潟の地域資源を活かし、次回は2027年の再開催を目指しています。世界の舞台で地域文化を称賛されることで、新たな地域循環を生み出し、発酵文化が持つ可能性を大いに広げていく意義をもっています。

結びに

『HAKKO EXPO&MARKET in LA 2026』は、新潟の発酵文化を世界に発信する貴重な場であり、地方の食文化の魅力を見つめ直す契機ともなります。ぜひ、未来の食文化に興味がある方々はこの機会をお見逃しなく、足を運んでみてはいかがでしょうか。発酵の知恵と文化が、ロサンゼルスでどのように醸し出されるのか、その目撃者となりましょう。