海の未来を考える
2025-09-02 05:27:28

高校生が描く海の未来「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」の決勝進出チーム発表

高校生が挑戦する海の課題を商品化する「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」



地域の海の問題に取り組む高校生たちが、その課題を解決するためにオリジナルの商品を開発する「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」。この大会は、全国から集まった高校生が「地域の課題魚」と呼ばれる魚を使用した缶詰やパウチ商品を競い合う場であり、今年で5回目の開催を迎えます。

2025年度の大会概要


今年は過去最多の61チームが応募し、一次審査を通過した14チームが、オンラインでのプレゼンテーション審査に挑戦しました。その結果、選ばれた9チームが11月に東京で行われる決勝大会へ進出します。決勝大会は11月16日(日)に東京都中野で開催される予定で、エキサイティングなイベントになります。

この大会の特長は、高校生たちが地域の海の課題について研究を重ね、実際に商品化を目指せる点です。選ばれた優秀作品は、最終的に市場で販売され、地域活性化に寄与します。

進出チームの紹介


以下が、決勝大会に進出するチームの一覧です。

エリア 学校名 課題魚 商品名

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徳島県 徳島県立小松島西高等学校 クロダイ(チヌ) 阿波乃黒鯛柚子味噌茶漬け【パウチ】
岡山県 岡山高等学校 ボラ シマレット〜ボラのぼっかけ〜【缶詰】
兵庫県 兵庫県立香住高等学校 ヒレグロ(ヤマガレイ) 但馬漁師のまかない缶 ~やまがれいのじゃう~【缶詰】
新潟県 新潟青陵高等学校 エソ 未利用魚ーザ【パウチ】
東京都 穎明館高等学校 アカエイ エイージョ【パウチ】
千葉県 千葉商科大学付属高校 サルボウガイ・クロダイ・キビレ 市川のいちくわ【パウチ】
栃木県 栃木県立馬頭高等学校 ネズミザメ(モウカザメ) モロにサメの煮付け【缶詰】
北海道 北海道ニセコ高等学校 シイラ 北海道白銀トロガノフ【パウチ】
北海道 北海道小樽水産高等学校 シイラ 魚醤油 おいシイラ!【瓶詰】

チームの意気込み


各チームは、商品を通じて地域への貢献を目指し、さまざまな課題に取り組んでいます。
徳島県立小松島西高等学校 は、食害魚として知られるクロダイを通して環境問題への関心を高めたいと考えています。
岡山高等学校 の「ボラ」を使用した商品は、地域の食文化復活を目指しています。
* 新潟青陵高等学校 では、「エソ」の新たな活用法を見出し、身近な食文化を創造する意気込みが見えます。

今後のスケジュール


商品開発は、地域の方々と共に進めていきます。実際の商品開発の様子は、公式ウェブサイトからも確認可能で、日程は2025年9月1日から11月14日まで。この間に進化する商品がどのように形になっていくのか、目が離せません。

そして決勝大会では、実際に商品化された商品をプレゼンテーションし、最優秀賞が決定します。

まとめ


この「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」は、単に商品を競う大会ではなく、日本の海の未来を高校生たちが真剣に考え、行動する機会です。彼らの成果を応援しつつ、地域の課題解決に向けた取り組みを楽しみにしています。それでは、11月の決勝大会でお会いしましょう。


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