関大でLGBTQイベント
2025-07-02 11:41:27

関西大学でファミリーマートとコカ・コーラがLGBTQ理解促進イベントを開催

関西大学でのLGBTQ理解促進イベント



2025年6月30日、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、関西大学の千里山キャンパスで開催された「KANDAI RAINBOW DAY」に共同出展しました。これはSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として行われ、LGBTQへの理解を促進するためのイベントです。

「KANDAI RAINBOW DAY」は「だれかの“普通”に合わせなくても、安心していられる関大に。」というテーマの下、多様性を祝福し、自らのアイデンティティを大切にする場を提供しています。イベントでは、性の多様性や自己表現についての知識を楽しみながら学ぶことができる6つの体験ブースが設けられ、参加者はさまざまなアクティビティを通じて自分らしさを尊重する大切さを学びました。

この日のファミリーマートとコカ・コーラのブースでは、LGBTQに関するクイズ形式での学びが行われました。正解者には、コカ・コーラ社製品と共に、LGBTQ理解を促進するためのオリジナルステッカー312枚をプレゼントしました。このクイズに挑戦した参加者からは、「問題が難しかったけど、ハンドブックのおかげでクイズに答えやすかった!」「ステッカーがとてもかわいい!」という声が寄せられました。

オリジナルステッカーの背後にある想い



今回配布されたオリジナルステッカーは、女装パフォーマー・ライターのブルボンヌ氏とファミリーマート、コカ・コーラのアライ社員たちが意見を交わしながらデザインしました。このプロジェクトでは、約30のデザイン案から、両社の約2,600名の社員による投票を経て選ばれたものです。アライとは、性的マイノリティを理解しサポートする人々を指し、今後も多くの人々に理解を広めることを目指しています。

イベントを通じて、両社は互いの資源やノウハウを活かし合っていく意義を再確認しました。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者は、「今回の取り組みが関西大学の学生たちにLGBTQへの理解を促す機会になることを嬉しく思っています。アライメンバーが中心となり、性の多様性について考えるきっかけを提供できたのは大きな成果です」と語ります。

ファミリーマートの担当者も、「私たちはLGBTQ理解促進に向けた活動を今後も続け、すべての人々が自分らしく生きられる社会の実現を支援します」と述べました。このように、企業の垣根を超えた連携は、いま多様性が求められる社会において、さらなる波及効果をもたらすことでしょう。

ファミリーマートとコカ・コーラの今後の展望



両社は、今後も協力体制を強化しながら、それぞれのアライ活動を発展させていく考えです。具体的には、エンゲージメントを深めるイベントや情報共有の場を設け、広くLGBTQへの理解と共感を呼び込むことに注力します。

ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念をもとに、地域に寄り添い続ける企業として知られており、このような活動を通じて、顧客一人ひとりとより深いつながりを築くことが目指されます。コカ・コーラ ボトラーズジャパンも、企業としての社会的責任を果たしながら、持続可能で包摂的な社会の実現を図っていきます。

まとめ



関西大学の「KANDAI RAINBOW DAY」は、参加者にとって自己理解や対話の場となっただけでなく、LGBTQへの関心を深める機会にもなりました。ファミリーマートとコカ・コーラが示す連携の姿勢は、企業が多様性を尊重する社会づくりにおいて果たすべき役割を再認識させるものです。今後もこうした取り組みが広がることを期待しましょう。


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