明和工業の新挑戦
2025-04-23 16:03:22

明和工業が挑む、端材を活かした新商品!クラウドファンディングで実現

明和工業が提案するアップサイクル製品



新潟市西蒲区に本社を置く明和工業株式会社は、企業理念「水の未来を拓く」のもと、公共インフラとエネルギー関連事業を展開しています。このたび、同社が新たに取り組むのは、社員が中心となって提案したクリエイティブなアイデアを形にするクラウドファンディングプロジェクトです。

このプロジェクトは、指定されたクラウドファンディングサイト「Makuake」と「CAMPFIRE」で4月28日にスタートします。目玉は、工場内で発生するステンレス端材を有効活用した製品たちです。これまで廃棄されていた端材を再利用する新しい挑戦が始まります。

水道関連技術による製品開発



明和工業は、水管橋などの水道インフラで培った溶接・加工技術を駆使して、新たな商品を開発しています。特に注目すべきは、年間約50トンにも及ぶステンレス端材を 使用した製品群です。これまで捨てていた廃材が、次なる価値を持つ商品として生まれ変わります。

レーザー加工技術で魅せるキャンドルホルダー



まず一つ目は、繊細なデザインで光と影を演出する「キャンドルホルダー」です。この製品は、レーザー加工技術を用いてステンレスの端材から作られています。切り出しの技術により、キャンドルの光がさまざまなパターンで広がり、幻想的な雰囲気を演出します。本製品は、春夏秋冬それぞれの季節感を盛り込んだデザインに仕上げられ、自宅のインテリアを華やかにしてくれるアイテムとなるでしょう。

職人の技を感じるステンレスバングル



続いては、地元の金属表面処理技術を生かした「ステンレスバングル」です。黒、青、シルバー、マット茶、マットネイビーの5色展開で、各色は新潟の伝統ある職人技が施されています。水道管の耐久性を活かしつつ、着色加工によって色合いを長持ちさせる工夫も施されています。この円形のバングルは、シンプルながらも存在感を放ち、日常のファッションを引き立ててくれることでしょう。

多様な新商品が続々登場



これだけではありません。社員の趣味やこだわりを反映したフィッシングルアーや、溶接技術を用いたペン立て、さらにはトイレットペーパーを簡単に掴むことができる便利な製品など、多岐にわたるアイテムが開発されています。これらの商品は、いずれもCAMPFIREにて順次、支援を募る予定です。

持続可能な未来を目指す



少子高齢化が進展し、市場縮小が懸念される中で、明和工業は社員の発想とものづくりの力を融合させ、次世代に向けた新たな価値の創造を目指します。顧客の視点や市場の感覚を養うことで、社員の成長と企業文化の発展を促進することが狙いです。

また、明和工業は太陽光発電事業や水素蓄電システムの構築にも積極的に取り組んでおり、脱炭素化を進めています。今回の端材を活用したプロジェクトは、持続可能な社会に向けた重要なステップになります。今後、このプロジェクトが新たなビジネスとして根付くことを期待するばかりです。将来的に、循環型経済を支える一翼を担うことができるでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 明和工業 クラウドファンディング アップサイクル

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。