新潟のサプライチェーン強化
2025-04-15 16:05:23

エヌ・シー・エヌとタツミが新潟での提携工場を設立しサプライチェーンを強化

新潟県で新たな提携工場がスタート



新潟県見附市で、株式会社エヌ・シー・エヌ(以下、エヌ・シー・エヌ)と株式会社タツミ(以下、タツミ)が提携し、新たな工場の開設に向けたプロジェクトが始まります。この提携は、サプライチェーンの強化と東北エリアへのサービス拡展を目的としています。特に、エヌ・シー・エヌによる独自の木造建築法「SE構法」に基づく集成材の加工が新たに見附工場で開始されることが注目されています。

タツミ見附工場のスタート



見附工場は2025年4月から稼働予定で、月間100立方メートルの集成材加工を行う計画ですが、将来的には300立方メートルの生産を目指します。この動きは、地域内からの木材ニーズの増加を見越したもので、地域木造住宅市場の活性化を期待されています。

エヌ・シー・エヌの実績



エヌ・シー・エヌは、これまでに12の提携工場を持ち、累計で3万棟以上の住宅を提供してきました。新潟県内での市場展開は、これまでの実績を活かしつつ、地域のニーズに応じたサービスの強化を図る重要なステップです。タツミとの提携により、住宅資材メーカーとの連携もスムーズに行える体制が整うでしょう。

タツミの技術と歴史



タツミは、1978年から木造住宅用の構造部材や接合金具を製造しており、最新の技術と設備を取り入れて製品の品質向上に努めています。大手メーカーからのOEM生産も手掛け、多様化する市場ニーズにも対応してきました。今回の提携は、タツミにとっても新たなチャレンジであり、地域貢献を目指しています。

SE構法の魅力



エヌ・シー・エヌが推奨する「SE構法」は、従来の鉄骨造やRC造の技術を木造住宅に取り入れた、独自の木造建築システムです。この方法により実現される高精度な集成材と独自開発の強度金物は、優れた耐震性能を備えた建物を可能にし、自由な空間設計を実現します。大開口や高い吹き抜けなど、従来の木造住宅では難しい空間表現が可能になるため、多くの建築家や施主に支持されています。

未来の展望



地域に根ざした工場の設立は、エヌ・シー・エヌとタツミ双方にとって大きな意義を持ちます。提携工場を通じて、木造住宅のさらなる発展と、地域経済の振興を目指します。また、安心・安全な木造住宅の普及とともに、地域社会への貢献が期待されます。【タツミ見附工場】が誕生する日が待ち遠しいですね。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: SE構法 エヌ・シー・エヌ タツミ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。