新潟のベーカリー『ブルックリン』が賃上げと働きやすさを実現した理由
新潟県長岡市に本社を構える株式会社ブルックリンは、地元のベーカリーとして5年間で顕著な変化を遂げてきました。特に注目されるのは、2026年8月よりパート・アルバイトスタッフの時給を1,400円に引き上げる取り組みです。2021年度からの5年で、パート時給が890円から1,400円へ、57.3%もの上昇を達成しました。その結果、労働環境の整備も進み、多くの応募者を引き寄せる要因となっています。
経営方針の転換
ブルックリンは、従来の「利益が出たら賃上げをする」という考え方を見直し、先に「人への投資を行う」という新しい経営方針を打ち出しました。この思考の転換が、給与面だけでなく、労働環境全体の改善にも寄与しています。具体的には、正社員初任給も158,000円から243,000円へと53.8%の引き上げがなされました。
賃上げ以外の成果
給与の改善だけではなく、有給休暇取得率は100%、産休育休取得率も100%という高い水準を維持しています。また、正社員の平均残業時間が87%減少したことからも、働きやすい環境が整えられていることが伺えます。これにより、2025年には181人もの応募を受けることができました。
人への投資がもたらす未来
ブルックリンでは、「人件費は未来の利益を生み出す投資である」という考え方を堅持しています。新製品の開発や広告活動はあくまで「人」がその価値を顧客に届けるものであり、そのためには働く環境をまず整えることが重要です。この理念のもと、働きたいと感じる環境づくりを推進しています。
高まる求職者からの支持
新潟のベーカリーとして地域に根差したブルックリンは、今後も「給与が高い会社」ではなく、「ここで働いて良かった」と思える企業を目指しています。このような環境が生み出す笑顔で働くスタッフは、顧客に対しても良い商品やサービスを提供し、地域から愛される店舗作りにつながると信じています。
人手不足の解決策
日本全体が人口減少を迎える中、多くの企業が「人手不足」という課題に直面していますが、ブルックリンは本質的には「人が足りない」のではなく、「働きたいと思われる会社」が必要とされていると考えています。この取り組みが地方企業の経営に新しい風を吹き込むことを願っています。
会社概要
株式会社ブルックリンは2000年に設立され、長岡市で創業以来、地域の皆さんに親しまれてきました。2号店を上越市にも展開し、日本国内でのブランド確立を進めています。最近では、人気商品の「メープルラウンド」が「ジャパンフードセレクション2025年」でグランプリを受賞するなど、その実績も非常に豊かです。また、有給休暇の取得率100%、残業時間の短縮、有効な育休制度など、働き方改革にも力を入れています。
詳細については、
ブルックリンの公式ウェブサイトをご覧ください。