持続可能な農業の魅力を体験しよう!
2023年8月1日、自然環境の保護と農業の持続可能性について考える「田んぼの生きもの調査オンライン交流会」が新潟県佐渡市で開催されました。このイベントは、パルシステム生活協同組合連合会がJA佐渡と協力し、オンラインで行われました。参加者22名は現地の映像を通じて、生態系の大切さを学びながら、佐渡の豊かな自然に親しむ機会を得ました。
オンライン交流会の流れ
交流会は新潟県佐渡市片野尾地区の標高約180mに位置する棚田とビオトープをつないで行われ、参加者は対話形式で進行されました。配信中には地元の子どもたちによる生きもの調査の報告が行われ、佐渡の棚田やビオトープの重要性が強調されました。その中でも、「トキを育むお米」を生産するための特別栽培基準についても解説され、化学合成農薬や化学合成肥料を減らして栽培されたコシヒカリの特徴について詳しく説明されました。
自然との共生
佐渡市片野尾地区の棚田は、急斜面に広がっており、形や大きさも様々です。このため、機械化は難しく、農作業は重労働です。しかし、生産者たちは環境に優しい方法で米を栽培し、トキの生息地としての役割も果たしています。生きもの調査では、ドジョウやゲンゴロウ、ヤゴ等、30種類以上の生きものが確認されました。また、トキが好むドジョウも豊富に生息しており、自然環境が育まれていることを示しています。
地域全体で守る生態系
JA佐渡の担当者はトキの生態を紹介し、「トキは昼間はほとんど飛ばず、朝と夕方によく見られる。餌を取るのは不器用で、稲をつついて偶然見つけたものを食べます」と語りました。このような不器用さがトキを愛らしくしています。生産者の神蔵さんも、米作りの苦労を語りながらも、豊かな生きものの存在を強調し、参加者に対して地域の農業の重要性を訴えました。
日本の農業の未来
現在、日本の農業は高齢化や気候変動の影響で不安定な状況に直面しています。そこで、非営利の組織であるパルシステムは、全国各地の農漁村の健全な維持と、豊かな自然環境や文化の継承を目指しています。この取り組みの一環として、田んぼの生きもの調査は20年以上にわたって続けられています。
利用者はこの調査を通じて、環境保全型農業の意義を体感し、農作物を育む生態系を理解することで、サステナブルな農業に貢献できるのです。今後も、パルシステムは生産者と消費者が交流し、持続可能な農業環境の構築を目指して取り組んでいきます。
まとめ
佐渡市でのことで行われた「田んぼの生きもの調査オンライン交流会」は、持続可能な農業の重要性と、地域の自然環境との共存を学ぶ素晴らしい機会でした。これからも、こうしたイベントを通じて、地域の魅力や農業の面白さを広めていくことが大切です。ぜひ、参加して自分自身も豊かな自然と農業の魅力に触れてみてください。
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