新潟の食と農業の未来を共有するカンファレンス
2026年5月28日、新潟市の朱鷺メッセで「ONE SUMMIT 2026 in 新潟」が開催されます。このカンファレンスでは、全国から集まった150名以上の食料に携わる人々が「協創」をテーマに、今後の食と農林水産業のあり方について議論します。
参加者が語る新潟の可能性
一般社団法人ローカル・スタートアップ協会が主催のこのイベントは、スタートアップ企業から自治体、大企業、研究者まで多様な顔ぶれが集結。オープニングセッションに登壇するパネリストには、国土交通省の天野正治氏や、フードテックのオイシックス・ラ・大地の佐久間元宏氏、ナミックスの平田康一氏そして麒麟山酒造の齋藤俊太郎氏が名を連ねています。そして、参加者たちは新潟の未来に向けて様々な視点から意見を交わすことが期待されています。
食農の課題と背景
日本の食料自給率が38%にとどまる中、農林水産物の輸出額が1兆5,000億円を超える中、農業従事者の高齢化が進んでいます。新潟はその中心地として、多様な食文化や食品加工業を基盤としており、次世代への持続可能なシステムの転換が急務です。このイベントは、そうした課題を解決し、次世代の食農モデルを創出するための重要なステップです。
セッションの内容と議論の多様性
今回のカンファレンスでは、18のテーマを設定し、少人数での探究会の形式で議論が行われます。「選ばれる産地・農園」のファンづくりや、地域資源を活かしたビジネスモデルの提案、さらには地域産業の持続に関するテーマなど、関わる者全員が共通の課題に取り組むことで新たなインスピレーションを得る機会が提供されます。
新潟からの実装へ向けたビジョン
このイベントで生まれるアイデアやビジョンは、新潟だけにとどまらず、全国の地域に広がることが求められています。具体的な社会実装へ落とし込むことで、地域の食農ビジネスを持続・発展させていくことが期待されています。主催者の斎藤潤一代表理事は、「食と農の議論は、異なる分野の人たちが集まることで初めて進められる」と強調しています。
未来を見据えた出会いの場
参加者からは「新潟の可能性を感じた」「多様なバックグラウンドからの意見が刺激的だった」といった声が多く寄せられています。今後、新潟の地域資源と革新性を掛け合わせたビジネス環境を整え、持続可能な産業モデルの確立を目指していくことが求められます。今回のカンファレンスが、その第一歩となることでしょう。
新潟から発信されるこのメッセージは、農林水産業の新たな時代への挑戦を予感させます。新潟の食と農の未来を耕すこの機会を、ぜひ無駄にせず、実行へと移したいものです。