ファミリーマートの新しい試み
2025年6月、ファミリーマートが埼玉県の川口金山町店で「ファミマこども店長+SDGs」と題した特別なイベントを開催しました。この取り組みは、就業体験を通じて子どもたちが持続可能な社会を学ぶことを目指しています。このイベントでは、子どもたちは保護者と一緒に店舗スタッフとして働き、SDGsに関連するさまざまな活動を体験しました。
「ファミマこども店長」とは?
このプログラムは、従来の仕事体験(レジ打ちや商品陳列)に加え、食品ロスや誰でも買い物しやすい店舗作りなど、ファミリーマートが実施するサステナビリティに関する活動を組み合わせています。体験を通じて、子どもたちは自身の手で社会の重要な問題を理解し、解決策を考える手助けをします。
食品ロス削減への取り組み
イベントでは、特に目を引いたのが「エコ割(涙目)シール」です。このシールを使って、子どもたちは食品ロス削減の大切さを実体験しました。シールが貼られたおむすびが「涙目がかわいい」と好評で、参加者は少しでも食品ロスを減らす手助けができることを学びました。こうした体験により、子どもたちのエコ意識が高まりました。
コミュニケーション支援ツールの活用
さらに、コミュニケーション支援ツールを使用した体験も行われました。このツールは、耳の聞こえにくい方や風邪を引いた際に声を出せない方が、スムーズに買い物できるよう支援するものです。子どもたちがこのツールを使ってお買い物をした結果、買い物がいかに大変かを実感し、コミュニケーションの重要性を学びました。
フードドライブをクイズで学ぶ
また、ファミマのフードドライブについてもクイズ形式で学びました。これにより、寄付された食品がどのように支援を必要とする人々に届くのかを楽しく学べました。「フードドライブを知っていたけれど、具体的な意味がわかった」という参加者の声もあり、皆が興味を持っていました。
盛りだくさんの実践体験
肝心の店舗体験でも、参加した子どもたちはレジ打ちや商品陳列などを学びました。普段は客として訪れるファミリーマートで、実際に働くという貴重な経験が多くの笑顔を生んでいました。
参加者の声
イベントに参加した親子からは、「レジ打ち体験が特に楽しかった」とか「ファミマのSDGsに対する取り組みを知る良い機会となった」という感想が寄せられました。実店舗でユニフォームを着ることで、普段の買い物とは異なる視点を持つことができ、貴重な学びが得られたとのことです。
今後のイベント予定
この「ファミマこども店長+SDGs」は、今後も全国のファミリーマートで順次開催される予定です。地域ごとに異なる子どもたちが参加できるこの貴重な体験をお見逃しなく!
おわりに
ファミリーマートは「あなたと、コンビニ、ファミリーマート」の理念のもと、地域に根ざした取り組みを続けています。このようなイベントを通じて、子どもたちが自ら考え、行動する力を育んでいくことを目指しています。