新潟の若手料理人が日本最大のコンペでグランプリ受賞！

新潟の若手料理人が輝く！

日本一を決める料理人コンペ「RED U-35 2025」で、Restaurant La Plageの総料理長、須藤良隆氏が見事にグランプリを獲得しました。この大会は35歳以下の若手料理人を対象としたもので、須藤氏は511名の応募者の中から最も優れた才能として選ばれました。

コンペのステップと須藤シェフの作品

ファイナルが行われたのは、大阪・関西万博の会場。須藤氏は一次から三次審査をクリアした後、最終審査に進出。彼が提出した料理名は「佐渡の埋もれる宝」で、これは発酵文化と自然の恵みを融合させた一皿です。この料理は、地域の素材の魅力を最大限に引き出し、食べる人に“土地の記憶を味わう”体験を提供します。現代的なフレンチ技法を駆使し、佐渡の自然と文化を表現したその作品は、審査員たちから絶賛されました。

須藤シェフの受賞コメント

受賞後の須藤シェフは、「この受賞は私一人のものではなく、支えてくれたスタッフや家族、佐渡という島の力の証」と語ります。料理を通じて“埋もれた宝”を発掘し、次世代へと伝えていく使命感を強調しました。そして、彼の目標は佐渡の食文化を世界に広め、日本の未来の食を見据えることです。

RED U-35 2025の概要

「RED U-35」は株式会社ぐるなびを中心にする実行委員会が主催するもので、料理人の未来を発掘し、次代を担う才能を育てることを目的としています。2025年大会のテーマは「日本から世界へ EARTH FOODS 25」で、書類審査や映像、面談を経て選出されたファイナリストたちが最終的に競い合いました。

Restaurant La Plageの魅力

須藤シェフが所属するRestaurant La Plageは、佐渡島のRyokan浦島内のオーベルジュレストランです。この店では「佐渡のローカルガストロノミー」を基に、自然と文化、地域の素材を巧みに活かした料理を提供しています。自家栽培の食材や地元の職人とのコラボレーションを通じて、地域の風景を味わう特別なひと皿を楽しむことができます。