受け継がれる思い:栗山敏昭氏の新たな使命
新潟県新潟市に本社を構える株式会社栗山米菓の代表取締役、栗山敏昭氏が明治大学校友会新潟県支部長に就任しました。この役職に就くことを機に、栗山氏は長年にわたって受け継がれてきた戦没学徒への慰霊と平和への想いを未来へと引き継いでいく意向を示しています。
明治大学戦没学徒忠霊殿とその歴史
新潟縣護國神社内には、「明治大学戦没学徒忠霊殿」があり、全国の明治大学の戦没学徒323柱の御霊が祀られています。毎年7月10日には、慰霊祭が行われ、この神社が新たな学徒にとっても大切な場所となっています。この忠霊殿は、当初、明治大学の駿河台キャンパス旧図書館内に存在しておりましたが、1950年に解体され新潟へ移転、その後1955年に再建されました。それ以来、新潟支部を中心に中心に、戦没者を追悼するための大切な儀式を行い続けています。
特に2026年4月には、沖縄県糸満市で遺骨収集活動を行っていたボランティアが、沖縄戦で亡くなったと思われる明治大学の学生の校章入りボタンを発見しました。この発見によって、“明治大学戦没学徒忠霊殿”の重要性が再認識されています。御霊を慰霊するため、発見者は新潟を訪れ、忠霊殿での慰霊祭を行いました。このように、歴史的な背景が現在も受け継がれていることは非常に重要です。
栗山氏の慰霊への想い
栗山氏は、1982年に明治大学を卒業し、父親の影響で校友会の活動に興味を持つようになったといいます。しかし、新潟を離れて生活していたため、関心を持つ機会は少なかったそうです。5年前に新潟へ戻り校友会活動に参加することになり、忠霊殿の存在について知ったと述べています。新潟県出身者だけの慰霊ではなく、全国の戦没者が祀られていることにも驚きを隠せなかったとのことです。また、毎年行われている慰霊祭にも参加し、責任者をぎあてられることになった今、彼はその重要性を深く理解し、受け継いできた歴史と伝統を重んじる姿勢を示しています。
2023年の慰霊祭に向けて
今年の7月10日、明治大学主催による「明治大学戦没学徒忠霊殿慰霊祭」が新潟縣護國神社で行われます。明治大学の理事長をはじめ、多くの関係者が参列し、戦没学徒への追悼と恒久平和へ向けた願いを新たにする予定です。
栗山氏は、初めての慰霊祭に参加するにあたり、支部の歴史や伝承を受け継ぎながら、次世代へとこの想いを届ける決意を固めています。彼の思いが、多くの人々に感動を与えることを期待したいものです。
会社概要
株式会社栗山米菓は、1949年に設立され、新潟県新潟市に本社を持ちます。代表取締役は栗山大河氏で、約750名の社員が在籍しています。米菓の製造・販売を行っており、「ばかうけ」や「瀬戸しお」、「星たべよ」といった人気商品があります。考案されたコーポレートブランド「Befco(ベフコ)」は、米菓の新たな楽しみ方を提供することを目指しており、国内外で愛されています。
今年もまた、歴史を未来へ繋げる栗山氏の取り組みが新潟地域において注目されることでしょう。