新潟県のスタートアップ支援プログラムが新たにスタート
新潟県では、エスイノベーション株式会社が実施する「InnoLaboNIIGATA produced by KDDI」の3期目が始まりました。このプログラムは、地域のパートナー企業とスタートアップの共創を促進し、新しいビジネスモデルや価値創造の場となることを目指しています。
これまでの成果と今期の目標
昨年度の実績を見ると、定例会は11回行われ、33社の地域パートナー企業が参加する中、46社のスタートアップが登壇しました。特に、新潟県内からのスタートアップが活躍を見せ、導入されたサービスの数は17件、実証実験に至った事例も2件ありました。
3期目では、さまざまな業界の県内大手企業を募り、スタートアップとの共創の機会を一層広げる方針です。この取り組みには、新潟県内のスタートアップ支援拠点や地域の市町村との連携も含まれ、地域の起業家や起業家志望の人々を見つけ出し、育てることに重点が置かれます。
伴走型プログラム「Side S」
また、新たに導入される伴走型プログラム「Side S」では、エスイノベーションの事務局が企業の共創プランを深めるためのサポートを行います。このプログラムでは、ヒアリングを通じて企業の多様なニーズに応え、共に課題解決を目指す支援が行われます。これにより、新潟県内での共創事例をさらに創出することを目指しています。
今年度のプログラム概要
今年度の主な活動内容は以下の通りです。
- - 定例会を全10回の開催予定
- - 企業同士のマッチング支援
- - 新潟県内スタートアップの支援強化
- - 参加企業数の増加や認知度向上を図る
5月28日には、伴走型プログラム「Side S」のキックオフを行い、範囲が広がる新しいビジネスが期待されています。当日は、オープンイノベーションについてのガイダンスや企業紹介のプログラムが予定されており、さまざまな機会が提供されます。
定例会についての詳細
また、同日には定例会も開催され、多くのスタートアップ企業が参加し、自社のプレゼンテーションを行う機会も設けられています。これによって、参加企業は他の企業とのネットワーキングを行い、協力関係を創出していくことが可能です。エスイノベーションでは、今後も参加企業の増加と新潟県内のスタートアップ支援体制の強化を進めていく方針です。
エスイノベーションとは
エスイノベーション株式会社は、地域企業のイノベーションを促進するためのプラットフォームを提供しており、地域資源を活用した新たな価値の創造に努めています。代表取締役の星野善宣氏のもと、スタートアップ特化型のM&A支援や新規事業開発の支援を行い、地域の発展に寄与しています。
公式ウェブサイトでは、今後のプログラムや活動内容についての詳細が掲載されているので、参加希望の方はぜひご覧ください。新潟県内のビジネス環境をさらに活性化させるために、このプログラムを利用してみてはいかがでしょうか。