新潟の佐渡汽船でカーフェリーときわ丸が塗色変更！2025年から新たな運航開始

カーフェリーときわ丸が新たな姿で運航開始

新潟県佐渡市に所在する佐渡汽船株式会社は、2025年2月3日より、カーフェリー「ときわ丸」の船体塗色を変更することを発表しました。新たなデザインに生まれ変わる「ときわ丸」は、冬期に定期船舶整備を行い、その結果として新たな運航がスタートします。これにより、これまで以上に快適で安全な航行が期待されています。

新しい運航スケジュール

運航開始日は2025年2月3日（月）で、新潟を出発するのは12：35となっています。この変更により、多くの旅行者や地元の利用者に新鮮な体験を提供することを目指しています。

塗色変更の具体的内容

今回の変更では、以下の具体的な改訂が行われます：

- 船底色を従来の鉄錆色から青系（カーフェリー「おけさ丸」と同系色）に変更
- 船体色を紺色から佐渡汽船ホワイトに変更
- 船側面の3本ラインを除去

このような変更は、船の外観を一新し、乗船する皆様にとってより魅力的なイメージを与えることが期待されています。

塗色変更の背景と目的

カーフェリー「ときわ丸」は、2014年に竣工した際の旧デザインが施されていましたが、時間の経過とともに発生した問題を考慮し、徹底的な改修作業が進められてきました。特に、バウバイザーや左舷の可動甲板に不具合があったため、造船所と協力し対策を講じてきました。これにより、車両の積み下ろしにおける支障を解消するための努力が続けられてきました。

昨年には、バウバイザーの一部を白に変更し、猛暑でも問題が無いことを確認しました。このことを背景に、カーフェリー「おけさ丸」と同色に変更することが決定しました。

安全性と快適性

新しい塗色への変更は、夏場の車両甲板の温度調節にも寄与し、船体の歪みを防止する目的があります。乗客の皆様にとって、安全で快適な旅行体験を提供するために、佐渡汽船は取り組みを続けています。このような努力は、特に世界文化遺産登録を契機に佐渡旅行を検討しているお客様に対して、最良の乗船時間を提供するための重要な一環です。

リニューアルを迎えて

11年目の節目を迎える「ときわ丸」は、整備を終えた新たな姿で帰ってきます。地域の皆様や旅行者の皆様からの応援があってこそ、このリニューアルが実現したと言えます。新しい顔に生まれ変わった「ときわ丸」をぜひ体感しに来てください。

佐渡汽船では、引き続きご利用のお客様には変わらぬサービスを提供し、安心で快適な航行を目指して参ります。