新潟県上越市に誕生！自然と遊びを楽しむ「ちゃやの森公園」プロジェクト

新潟県上越市にある築55年の空き家を再生し、多世代交流の拠点として活動している「清里いばしょベースCha-ya」。この拠点から新たな挑戦として、子供たちが自然の中で遊び、学ぶことができる「ちゃやの森公園」を整備するプロジェクトが始まります。制作過程においては地域の人々と連携し、また新潟県の支援事業の下、ガバメントクラウドファンディングを通じて資金を集めることに挑戦しています。

空き家から生まれた地域の新たな居場所

「清里いばしょベースCha-ya」は、かつて地域にあった自然の中で遊ぶ場所を取り戻そうとしています。発足から約2年、彼らは月に一度、子ども食堂を開催し、のべ20回以上の取り組みを行っています。この場は、子どもたちが安心して食事をとり、世代を越えた交流が生まれる場所として育成されてきました。

しかし、地域における少子高齢化やコミュニティの希薄化が影響し、子どもたちが遊びや体験を通して成長できる場が不足している現状があります。そこで彼らは、新たなプロジェクト「ちゃやの森公園」を立ち上げる決意をしました。

「ちゃやの森公園」とは？

「ちゃやの森公園」は、ただの遊び場ではなく、子どもが自分のペースで自然と触れ合い、さまざまな挑戦を行うための場です。この公園は世代や立場を超えて人々がつながる場所を提供し、すでに存在する子ども食堂の活動とも連動します。具体的には、子どもたちが遊びながら学び、育つことができる「生きた居場所」の実現を目指しています。

春には、食事前に「バケツ稲」の植え付けを行い、自然とつながる体験を提供する計画もあります。また、地元の人々と共に森の整備を進め、安全な遊び場を作り出します。

地域協力と資金集め

このプロジェクトは、新潟県のこども家庭課と連携しながら進められています。ガバメントクラウドファンディングを通じた寄付制度を活用し、244万円を目指しています。寄付の中で、2000円以上の部分は税控除の対象になります。寄付金は公園整備や子どもが遊び、学べる環境づくり、多世代が安心して利用できるための基盤整備のために全額活用されます。