新宿に誕生する新しいホテル「Sumu」
新たな宿泊スタイルを切り開くホテルブランド「Sumu」が、2027年に新宿で開業します。このブランドは、Airbnb Japanが推進する「Airbnb Partners」との連携で誕生し、地域の文化や特性を最大限尊重した空間を提供します。
Sumの誕生の背景
観光産業の多様化が進む中、宿泊ニーズの変化に対応するため、日本政府観光局が発表した統計データによると、外国人旅行者が日本に滞在する期間は長期化しています。これに対し、従来のホテルの供給ではニーズに応えきれない状況となっており、新しい形の宿泊施設の必要性が高まっています。
その流れを受け、Sumuは単なる宿泊施設ではなく、「暮らすように旅する」体験を提供することを目指しています。これにより、旅人は地域に深く根ざし、まるでその街に住んでいるかのように非日常を楽しむことができるのです。
ブランドコンセプトと設計思想
Sumuのブランドコンセプトは「観光だけでは、出会えない物語がある」というものです。この考え方を基に、ADDReCがブランディングと空間デザインを手がけ、地域の文化を丁寧に取り入れた現代的で洗練された空間が創造されます。旅行者は、この特別な空間で日常と非日常が交錯する体験を味わうことができます。
ADDReCは、地域との共生を大切にし、宿泊施設の設計やブランド体験の企画において、地域のコミュニティとの連携を促進します。特に、防災機能の強化や多様な利用者の受け入れを視野に入れた設計思想が重要になります。
社会的インパクトを考える
今回の「Sumu」開発ファンドは、国土交通省の「社会的インパクト不動産」の実践に基づいています。宿泊施設が地域社会に与える影響を可視化し、価値を高めることを目指しています。このファンドによって、多様な宿泊者のニーズに応えるだけでなく、地域社会への貢献も考慮されます。
運営開始後は、設定した指標に基づくモニタリングを行い、持続的な社会的インパクトの向上を図っていく予定です。また、SBI新生銀行サステナブルインパクト推進部との連携により、地域と共生する持続可能な観光インフラの構築を進めていきます。
新宿のランドマークに
新宿区新宿1丁目に位置する「Hotel Sumu Shinjuku Gyoen」は、延床面積969.25㎡、鉄骨造の8階建てで、全18室を計画しています。設計は旭化成ホームズが手がけ、現代的かつ機能的な空間が期待されます。
新しいホテル「Sumu」は、地域の文化を存分に味わえる場所となるでしょう。観光やビジネスで訪れる全ての人々に、心に残る体験を提供することを目指しています。開業までのプロセスを見守りながら、多くの方々に新しい宿泊体験の魅力を伝えていきたいと思います。