NewDaysのAI実証実験
2026-06-08 12:15:41

画像認識AIで変わる!NewDaysの陳列判断実証実験がスタート

画像認識AIで変わる!NewDaysの陳列判断実証実験がスタート



最近、コンビニエンスストア「NewDays」で新たな実証実験が開始されました。これを実現したのは、富士フイルムシステムサービス株式会社で、同社はJR東日本クロスステーションと協力し、画像認識AI技術と販売データを駆使して、陳列判断の支援を行う仕組みを導入します。この取り組みは、東京都内の特定の店舗で推進されているもので、今後の小売業界に多大な影響をもたらす可能性があります。

背景と課題


近年、小売業界は人手不足や多様な働き方の影響を受け、従来のように熟練スタッフの経験に依存した売り場作りが難しくなってきました。特に商品棚の陳列や品揃えを適切に見直すことができないと売上が直ちに影響を受けるため、迅速かつ正確な判断が求められます。しかし、こうした判断はスタッフの経験に左右されやすく、スタッフ間でのスキルのばらつきや、業務の偏りが課題として残されていました。そこで、画像認識AIによる支援を試みることが求められました。

実証実験の概要


本実証実験では、特に商品数が多い「飲料」と「菓子類」の棚をターゲットに設定し、それぞれの販売データを定期的に更新して可視化します。具体的には、店舗のスタッフがタブレット端末で商品棚の画像を撮影し、その写真を基に画像認識AIが商品を検出、さらに販売データと組み合わせて売れ筋商品や販売が伸び悩んでいる商品を分析します。この分析結果は画面上で視覚化され、スタッフが直感的に理解しやすい形で表示されます。これにより、商品配置の変更や入れ替えの判断を行いやすくすることを目指しています。

飲料の商品棚をタブレット端末で撮影

技術の背後


特に商品を識別するために、様々な形状やデザインのパッケージによって見え方にばらつきが生じるため、実際の店舗での画像認識は難易度の高い分野です。しかし、富士フイルムシステムサービスは、長年の小売業向けの情報サービスで得たノウハウと先端の画像認識AI技術を駆使し、高精度な商品識別を可能にしています。独自に生成した学習データを使って、店舗ごとの異なる陳列状況に左右されずに商品を検出する仕組みが構築されています。この技術を使うことで、たとえ新しい商品が追加されても、追加の学習なしで商品が識別できます。

実証実験の期間と今後の展望


実証実験は2026年6月8日から9月30日までの約4ヵ月間行われます。この期間中に得られた結果を基に、商品の販売動向を可視化するだけでなく、商品の品揃えや陳列位置の変更をサポートする機能を今後検討していく予定です。さらには、複数の店舗においても展開し、業務の効率化と売上強化への貢献を目指しています。

未来に向けて


富士フイルムシステムサービスは、今後も最新のAIやIT技術を活用し続け、店舗運営における様々な課題解決に向けた取り組みを進めていきます。特に、より良い売場づくりの実現に貢献するため、継続的な技術革新とサービス改善を追求していくことで、顧客にとっての価値を高めていきます。これからの小売業界の未来を見据えた革新的な発展に期待が寄せられています。


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