企業の垣根を越えた意義深い取り組み、LGBTQ理解促進キャンペーン
2025年6月、ファミリーマートはコカ・コーラ ボトラーズジャパン、チェリオ、クリートと手を組み、「We are “Rainbow”」というテーマのもと、LGBTQへの理解を促進するキャンペーンを展開します。今回のキャンペーンは、全国の約16,300店舗で展開され、多様性の大切さを広めることを目指しています。
レインボーカラーの商品と特典
今回新たに発売される商品は、性の多様性を象徴するレインボーカラーを取り入れており、消費者に楽しんでもらえるデザインになっています。目玉商品には、エナジー炭酸の「ライフガードレインボー」と、3種類のフレーバーが楽しめる「レインボーキューブグミ」があります。これらの商品のパッケージは、カラフルでワクワク感を感じさせるデザインで、発売日と同時に店頭に並ぶ予定です。
さらに、これらの対象商品を購入すると、キャンペーンビジュアルを使用したステッカーをプレゼントするサービスも用意されています。ただし、ステッカーは東京都内の店舗でのみ配布されるため、注意が必要です。
多様性への理解を深める
ファミリーマートは、2021年からLGBTQへの理解促進に取り組んでおり、毎年6月のプライド月間には特別な活動を実施しています。今年は特別デザインの「ファミチキ袋」を数量限定で提供します。この袋は、ファミチキのリボンをモチーフにしたレインボーカラーを採用し、多様性を受け入れる前向きさを象徴しています。さらに、売上の一部は認定NPO法人ReBitへ寄付され、LGBTQ支援活動に使われます。
コカ・コーラとの共同企画
また、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンの連携により、対象商品の購入でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンを実施。多様性についての理解を深め、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を願っています。このキャンペーンは2025年6月3日から開始され、なくなり次第終了となります。
企業の取り組みと意義
ファミリーマートは、LGBTQの理解ランクを上げるために、社内でのALLY活動を推進しており、他の企業とも連携を強化しています。従業員が多様性を尊重し、自分らしく働ける環境を整えることは、企業の大切な使命と考えています。特に、職場でLGBTQの従業員が安心して働けるよう、制度や福利厚生の整備に取り組んでいます。
おわりに
今回のキャンペーンは、企業が垣根を越えてLGBTQへの理解を広めるための素晴らしい取り組みです。消費者としても、レインボーカラーの商品を通じてそのメッセージを受け止め、社会全体で多様性を尊重し合える環境を作りたいと思える機会にしたいですね。ぜひ、ファミリーマートの店舗を訪れて、特別な商品やキャンペーンに参加してみてください。私たち一人ひとりの意識が、共感と理解を育む第一歩となるでしょう。