地域特色を生かした大学とスタートアップ推進のシンポジウム
地域社会が直面する幾多の課題に対し、大学が果たす役割の重要性を再確認する公開シンポジウムが、2025年9月16日に新潟で開催されます。企画のタイトルは「地域の特色を生かした大学の取組×学術とスタートアップの両輪での推進に向けて」。
シンポジウム開催の意義
昨今の少子高齢化や産業構造の変化、環境問題への対応といった現代社会の複雑な課題に対して、大学は地域に根ざした知の拠点とし、学術の知見を地域に還元する重要な役割を持っています。大学での研究成果が地域経済や社会に新たな価値を生むことは期待されています。特に、大学発スタートアップは、その集中的な手段の代表として、若手アカデミーに注目を集めています。
全国各地で活躍する大学や研究機関が、地域の特色やニーズを元に連携し、地域課題に取り組む姿勢が求められています。本イベントでは、大学が地域とどのように連携し、課題解決に努めているのか、その背景と将来性に焦点を当て、活発な議論が行われます。
イベント概要
シンポジウムは、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで実施され、対面80名、オンライン300名が参加可能です。参加は無料で事前申し込みは不要ですが、現地参加の場合は直接会場へお越しいただく必要があります。オンライン参加はZoomウェビナー形式で行われ、通信料は参加者の負担となります。
- - 開催日時:2025年9月16日(火)14:00 ~ 17:30
- - 会場:新潟市中央区万代島6-1 朱鷺メッセ
プログラム内容
シンポジウムは以下のように進行予定です。
前川知樹(新潟大学教授)
小野悠(豊橋技術科学大学准教授)
- - 14:15 - 15:15 第一部「地域の特色を生かした大学の取組」
それぞれの報告者が、地域に根ざした研究の成果や取り組みを発表します。
- - 15:20 - 16:20 第二部「学術とスタートアップの両輪での推進に向けて」
スタートアップエコシステム協会やscheme verge株式会社の代表などが登壇し、大学とスタートアップとの関係性を深堀します。
- - 16:30 ディスカッション
- - 17:30 閉会
scheme verge株式会社の紹介
シンポジウムには、scheme verge株式会社から取締役の田中和哉氏が登壇予定です。企業は、都市や交通ソリューションを提供し、社会課題に対する提言や調査を行っています。新たな価値を生む大学とスタートアップの連携が進む中、地域のニーズを最大限に活かした取り組みが期待されています。
このシンポジウムは、地域課題を解決し、新たな社会的役割を果たす大学の在り方を探るための貴重な機会となります。参加を通じて、地域社会と学術研究の架け橋となるアイデアや問題意識を共有することができるでしょう。